栃木県高等学校教職員組合

栃高教組の取り組み
栃高教組は、国や県に対して教育の改善に向けた学校現場からの意見を伝える活動を行い、子どもたちの学習環境の整備をめざして、教育予算の確保やより良い教育施策の実現などさまざまな成果を上げています。また、組合員一人ひとりの課題意識や不安等に対して、主体的に教育研究活動を展開し、研究発表も行っています。

教職員の生活を守る取り組み
教職員の待遇や勤務条件は、単に私たちの生活に限られた問題ではなく、教職員の人材確保など教育の質そのものに関連する重要な課題です。教職員一人ひとりが、安心して教育に情熱を傾けられる環境づくりをめざして取り組んでいます。
社会全体の豊かさを追究する活動
子どもたちの未来が明るく豊かであるために、ボランティア活動などの社会貢献活動にも取り組んでいます。東日本大震災の被災地復興支援ボランティアや日本赤十字社栃木県支部へ募金などを実施しています。また、平和な世界の実現をめざした取り組みなど各種団体とも連携しながら運動を進めています。


教育研究活動の充実
高教組は1967年に県教育研究集会を開催以来、自らの研鑽と研修を重ね成果を発揮してきた。私たち教職員は強固な団結のもとあるべき教育の姿を探究し、自らがめざす教育の在り方を自発的に発信・共有し、そこで得た学びや気づきを教育政策に反映させていくよう取り組みを進めるている。併せて、「職場民主化調査」における望ましい教育環境の実現を分会活動の活性化に寄与できるよう示し方を整理し改善していく。多くの実態にもとづいたエビデンスを要請に活用し改善を求めていく。
教育条件の充実のための予算拡充
充実した教育には予算が必要であることは自明の理である。教育は100年の計と言われるように、未来を作る最善の策は良質な教育以外は考えられない。 本県の教育予算が県全体の歳出内訳に占める割合は、全国的に見ても高水準を維持している。これは、私たち高教組の取り組みの成果である。引き続き、教育予算の維持・拡充に努める。
高等学校教育振興協議会として、県内11団体とともに予算に関する要望も実施している。


組合員に対する取り組み
組合員の悩みに対する相談はもちろん、教育活動における賠償責任保険など組合員の仕事と生活を守る取り組みがあります。また、組合員の命に関わる万が一に備え、独自の共済制度「TK共済」も構築しています。
さらに、組合員同士の親睦や、健康増進のための各種行事も開催しています。

